ExpressRouteのデータ流量監視項目

Azure ExpressRouteを設定した場合、Azure上にリソースとして、
ExpressRoute circuits

ExpressRoute gateways
が作成されます。(マネージドサービスの場合など、circuitsのリソースが見えない場合もあります)

それぞれ、同じようなデータ流量のメトリックを持っているのですが、ExpressRoute gateways の 「Bits Received Per second」ExpressRoute circuits の 「BitsInPerSecond」は、同じデータの流量を表している、ということに今更ですが気づいたので、そのことプラス、各メトリックの意味を記載します。

ExpressRoute gateways側には、
・Bits Received Per second
・Packets received per second
というデータ流量の項目があり、

ExpressRoute circuits 側には、
・BitsInPerSecond
・BitsOutPerSecond
・EgressBandwidhUtilization
・IngressBandwidhUtlization
という項目があります。

各メトリックは、それぞれ下のような意味となります。

カテゴリメトリック名データの意味(方向)補足
ExpressRoute gatewaysBits Received Per secondオンプレ → Azure (受信) の流量回線からVNetにどれだけデータが届いているかを表す
ExpressRoute gatewaysPackets received per second1秒あたりのパケット数(PPS)ExpressRoute ゲートウェイで受信した 1 秒あたりの合計パケット数
ExpressRoute circuitsBitsInPerSecondオンプレ → Azure (流入) の流量物理的な回線(MSEE)がオンプレから受信しているデータ量
ExpressRoute circuitsBitsOutPerSecondAzure → オンプレ (流出) の流量Azureからオンプレ側へ送出されているデータ量
ExpressRoute circuitsIngressBandwidthUtilizationオンプレ → Azure の帯域使用率 (%)契約帯域に対し、流入が何%に達しているかを表す
ExpressRoute circuitsEgressBandwidthUtilizationAzure → オンプレ の帯域使用率 (%)契約帯域に対し、流出が何%に達しているかを表す

このうち、ExpressRoute gateways の 「Bits Received Per second」と ExpressRoute circuits の 「BitsInPerSecond」は、同じデータの流量を表しています

ExpressRoute circuits の 「BitsInPerSecond」が、回線で「毎秒何ビットのデータ流入量があるか」を測るものであり、
ExpressRoute gateways の 「Bits Received Per second」が、VNet の入り口(gateway)で「毎秒何ビット受信したか」を測るものです。

オンプレミスから発送されたパケットが、専用線(circuit)を通って、VNet の入り口(gateway)に届く為、途中でパケットロスが無い限り、「データ流入量」と「受信した量」は同じデータを指します。


確認したところ、少なくとも、筆者の環境では、ExpressRoute gateways の 「Bits Received Per second」と ExpressRoute circuits の 「BitsInPerSecond」は同じ値となりました。

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