opensslコマンドで接続先サイトで利用できるTLSバージョンを確認することはできますか

下記コマンドでTLSのバージョンを指定して確認できます。

openssl s_client -connect <確認したいサイトのFQDN>:443 -tls<バージョン>

TLSのバージョンオプション

TLS1.0 -tls1
TLS1.1 -tls1_1
TLS1.2 -tls1_2
TLS1.3 -tls1.3

対応していないTLSバージョンで接続した場合、下記のようなエラー出力となります。
※TLS1.0,TLS1.1がサポートされていないサイトに対して、TLS1.0で接続した際の結果

CONNECTED(000001C0)
3076:error:1409442E:SSL routines:ssl3_read_bytes:tlsv1 alert protocol version:ssl\record\rec_layer_s3.c:1544:SSL alert number 70

no peer certificate available

No client certificate CA names sent

SSL handshake has read 7 bytes and written 127 bytes
Verification: OK

New, (NONE), Cipher is (NONE)
Secure Renegotiation IS NOT supported
Compression: NONE
Expansion: NONE
No ALPN negotiated
SSL-Session:
Protocol : TLSv1
Cipher : 0000
Session-ID:
Session-ID-ctx:
Master-Key:
PSK identity: None
PSK identity hint: None
SRP username: None
Start Time: 1731207900
Timeout : 7200 (sec)
Verify return code: 0 (ok)
Extended master secret: no

 

 

いいね (←参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください