Exchange Online トランスポートルールで安全なリンクをバイパスする設定方法

下記手順を実施することにより設定可能です。

 

1. 管理者ユーザーにて、Exchange 管理センター (https://admin.exchange.microsoft.com) にアクセスします。

2. 画面左の [メールフロー] – [ルール] の順にクリックします。

3. [+ ルールの追加] – [新しいルールの作成] の順にクリックします。

4. “セット ルールの条件” 画面にて、[名前*] に任意のルール名を入力します。

5. [このルールを適用する*] プルダウンメニューより [送信者] > [外部/内部である] をクリックします。

[送信者の場所の選択] 画面にて、プルダウンメニューより[外部 (Outside the organization)] を選択し [保存] をクリックします。

※ 上記は例として外部から送信されるメールのみを条件としています。送信者単体のメール アドレスを指定する場合は [送信者] – [この人物である] などをご利用ください。

 

<送信側メール アドレスにて許可設定する場合>
5-1. [このルールを適用する] プルダウンメニューより [送信者] – [この人物である] を選択します。
[メンバーの選択] – ” メンバーの選択 ” に設定したいメール アドレスを入力し、[保存] をクリックします。

 

<送信側 IP アドレスにて許可設定する場合>
5-2. [このルールを適用する条件] プルダウンより [送信者] – [IP アドレスが次の範囲内にあるか、完全に一致する] をクリックします。
[IP アドレス範囲の指定] 画面にて、該当の送信元 IP アドレスを入力し、[追加] – [保存] をクリックします。
※ [+] より複数登録も可能です。

 

<送信側ドメインにて許可設定する場合>
5-3. [このルールを適用する条件] プルダウンより [送信者] – [ドメインは] をクリックします。
[ドメインの指定] 画面にて、該当のドメインを入力し、[追加] – [保存] をクリックします。
※ [@] マークは不要です。
※ [追加] より複数登録も可能です。

 

6. [次を実行します*] プルダウンメニューより [メッセージのプロパティの変更] > [メッセージ ヘッダーの設定] をクリックします。

7. メッセージヘッダー [Enter text] をクリックし、[メッセージ ヘッダー] 入力欄に “X-MS-Exchange-Organization-SkipSafeLinksProcessing” を入力し [保存] をクリックします。

8. 値 [Enter text] をクリックし、[メッセージ ヘッダー] 入力欄に半角スペースを入力し [保存] をクリックし、[次へ] をクリックします。

9. “セット ルールの設定” 画面にて、設定項目を任意で指定し [次へ] をクリックします。

10. “確認と完了” 画面にて、設定内容を確認し、[完了] をクリックします。

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