こんにちはDXソリューション統括部の村松です。
Microsoft Entra ID(旧:Azure AD)の条件付きアクセスポリシーではレガシー認証をブロックすることができます。
そもそもレガシー認証とは、Microsoft Office 2013 以前のアプリケーションや、
POP、IMAP、SMTP 認証などの電子メール プロトコルを使用するアプリケーション
で用いられる認証方式であり、ユーザーのIDとパスワードのみで認証が行われます。
この場合、例えば条件付きアクセスポリシーの許可のルールで多要素認証を”必須”としたとしても、
レガシー認証を用いたアプリケーションではそのルールで認証が行われず、ユーザーのIDとパスワードのみで認証が行われてしまいます。
レガシー認証を用いたアプリケーションでは、条件付きアクセス ポリシーを満たすために必要な二要素認証や
その他の認証要件をユーザーに直接求めることができないからです。
そのため、Microsoft Entra ID(旧:Azure AD)の条件付きアクセスポリシーでは、
以下のようにレガシー認証を用いたアプリケーションを明示的ブロックすることを推奨します。
レガシー認証のブロックについて詳細は以下のドキュメント参照ください。
<Microsoft Entra 条件付きアクセスを使用してレガシ認証をブロックする>
https://learn.microsoft.com/ja-jp/entra/identity/conditional-access/block-legacy-authentication
以上 今回はここまでになります。またの機会お会いしましょう!