サービスタグによるユーザ定義ルートの構成

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Azureにてルートテーブルを作成し、ユーザ定義ルート(UDR)を構成する際にはIPアドレスをアドレスプレフィックスとして指定する必要がありました。

現在、プレビューとして、サービスタグをアドレスプレフィックスとして指定し、UDRを構成することができるようなりました。

 

サービスタグを利用したUDRの構成をAzure PortalからGUIで実施することが現状できないため、構成する場合はコマンドでの実施が必須となっています。

 

コマンド例:

■環境
リソースグループ名:rg-test ※構築済
ルートテーブル名:rt-test ※構築済
構成するUDR名:udr-AzureCloud
UDRにより制御したいトラフィックの送信先サービス:AzureCloud
ネクストホップの種類:仮想アプライアンス
ネクストホップのIP:xxx.xxx.xxx.xxx

Get-AzRouteTable -ResourceGroupName”rg-test” -Name “rt-test” |
Add-AzRouteConfig -Name “udr-AzureCloud” -AddressPrefix “AzureCloud” -NextHopType “VirtualAppliance” -NextHopIpAddress “xxx.xxx.xxx.xxx” |
Set-AzRouteTable

 

詳細情報は下記より確認できます。

 

ユーザー定義ルートのサービス タグ (プレビュー)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/virtual-networks-udr-overview#service-tags-for-user-defined-routes-preview

 

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