Outlookでメールを外部に転送しているが、突然転送できなくなりリターンメールが返って来るようになった

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

下記のリターンメールが返って来ているようであれば、送信迷惑メールフィルターポリシーの自動転送が禁止されていることが原因となります。

 

[リターンメールの内容]
5.7.520 Access denied, Your organization does not allow external forwarding. Please contact your administrator for further assistance. AS(7555)

 

こちらでも記載がある通り、マイクロソフトより展開中の送信迷惑メール フィルター ポリシーの自動転送制御機能の更新により、初期値のまま[自動 – システム制御]であってもブロックされるようになります。
明示的に[オン – 転送が有効になっています] へ変更することで外部へ転送することが可能となります。

設定方法については下記をご確認下さい。

 

・ [送信迷惑メール フィルター ポリシー]の自動転送をオンにする方法

 

1.管理者権限のユーザーで、Office 365 ポータル サイト にサインインし、[セキュリティ] アイコンをクリックします。

2.[セキュリティ/コンプライアンス] 左側のメニューから「脅威の管理」-「ポリシー」- 「迷惑メール対策」の順でクリックします。

3.「スパム対策の設定」画面内 [送信迷惑メール フィルター ポリシー (常にオン)] をクリックします。

4.[ポリシーの編集] をクリックします。

5.「送信迷惑メール フィルター ポリシー」のプロパティ [自動転送] をクリックします。

6.「自動転送を有効にする」の項目でプルダウン メニューをクリックし[自動転送を有効にする] を選択します。

※ 初期設定値では [自動 – システム制御] が選択された状態です。

7.「保存」をクリックします。

 

※反映まで、30分から1時間程度かかる可能性があります。

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