Outlook on the Web やMicrosoft365の言語・タイムゾーンをPowerShellにて変更する方法について

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Outlook on the Web やMicrosoft365へユーザーが最初にログインする際、初期設定として言語・タイムゾーンを行いますが、最初に違った設定を行ってしまうとあとからユーザー側で再設定が必要となります。


ユーザー側で再設定が難しいようであれば管理者側で再設定をする必要がありますが、再設定を PowerShell で行うことが可能です。
PowerShellにて設定を行うには下記をご確認ください。

 

1.Windows PowerShellを右クリックし、「管理者として実行」します。

 

2.下記を確認してExchange Online へ接続します。

Exchange Online PowerShell に接続する

 

3.下記コマンドを実施して、現在、設定されている言語・タイムゾーンを確認します。

 

Get-MailboxRegionalConfiguration -Identity <メールボックスのエイリアス>

※<MailboxIdParameter>は、「Get-Mailbox」コマンドでAliasの部分を確認して指定します。

 

3.下記コマンドを実施して、現在、設定されている言語・タイムゾーン・フォルダー名を規定の言語へ変更します。

 

Set-MailboxRegionalConfiguration -Identity <メールボックスのエイリアス> -Language <CultureInfo> -TimeZone <ExTimeZoneValue> -LocalizeDefaultFolderName:$True

 

例)
Set-MailboxRegionalConfiguration -Identity <メールボックスのエイリアス> -Language “ja-jp” -TimeZone “Tokyo Standard Time” -LocalizeDefaultFolderName:$True

 

なお、下記にてテナント内にあるメールボックスの設定を変更することが可能です。

 

Get-MailBox | Set-MailboxRegionalConfiguration -Language <CultureInfo> -TimeZone <ExTimeZoneValue> -LocalizeDefaultFolderName:$True

 

詳細は下記をご確認下さい。

 

Set-mailboxregionalconfiguration

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