Azure 最新情報ピックアップ (2018年5月)

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

直近で更新されたAzure情報の中で、より多くのお客様にメリットのある情報をピックアップしてお知らせします。

Azure DNSにて利用できるメトリックのプレビューリリース

Azure DNSにおいて、サービスでホストされているDNSゾーンへの問い合わせ状況を監視するための指標(メトリック)を提供するようになりました。
まだプレビュー段階ですが、これによりAzure DNSを利用する際、DNSクエリ(トラフィック)の発生状況をモニタしたり、レコード登録数をアラートで確認することができるようになります。具体的には以下のメトリックがAzure Monitorサービスから提供され、条件に基づいてアラート設定をすることも可能です。
・QueryVolume:クエリボリューム
Azure DNS のクエリボリュームメトリックは、DNSゾーンでAzure DNSが受信したDNSクエリ(クエリトラフィック)の量を示します。測定単位はカウントであり、集計はある期間にわたって受信されたすべてのクエリの合計です。
・RecordSetCount:レコードセット数
利用中のDNSでレコードセットの数を示します。ゾーン内で定義されているすべてのレコードセットがカウントされます。
・RecordSetCapacityUtilization:レコードセットの容量使用率
DNSゾーンのレコードセット容量の使用率を示します。このメトリックでは、レコードセットの限界にどの程度近づいているかが確認可能です。

Azureポータルの[モニタ]タブから[メトリック(プレビュー)]エクスプローラを選択します。[リソース]ドロップダウンからDNSゾーンを選択し、
各メトリックを選択して以下のように確認することができます。

▲Azure DNSのメトリックグラフ画面

【注意点】

・現状本メトリックは「パブリックDNS」でしか利用できません。(Azure DNSをローカルDNSとして設定している場合には利用できません)

Azure Database for MySQLの一般提供が開始

4月までプレビュー状態でしたが、現在、Azure上でMySQLがPaaSとして正式に利用可能となりました。これまでGAされた機能でMySQLを利用する場合はIaaSでの仮想マシン上にMySQLをインストールする必要がありましたが、今後はPaaSの形で利用可能です。PaaS型のMySQLとしてClearDB(現在は廃止)を利用していたケースもあるかと思いますが、MySQLをより手軽に使用できる環境が整ってきています。

・MySQLのバージョンについて

利用できるmysqlのバージョンですが、5.7系、及び5.6系から選択が可能です。

サポートされている Azure Database for MySQL サーバー バージョン

数クリックでMySQLのデプロイが可能

これまでも提供されてきたPaaS型のSQL Database と同様に少ないステップでのデプロイが可能です。

▲MySQL構築の設定画面、コンピューティング世代及びストレージ、バックアップ要件を設定

 

本記事の詳細につきましては以下リンクをご参照ください。

Azure DNS metrics and alerts
Azure Database for MySQL のドキュメント

 

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