[DevOps]Azure DevOps導入時の検討事項(初期段階)

Azure DevOpsってなに?という状況でAzure DevOpsを導入していくために必要と思われる検討事項をまとめてみました。Azure DevOpsの概要の把握と提案や自社へのサービス展開の際に役立てば幸いです。

なお本記事内容は非常に基礎的なのでその点ご了承ください。

Azure DevOpsの基礎知識

Azure DevOpsとはソフトウェアの開発/展開を行うためツール群を提供するSaaSです。Azureと名は付きますがIaaSやPaaSのプラットフォームとして利用する”Azure”とは別のサービスとなっています。

Azure DevOpsの導入とは、このツール群が利用可能になることを指します。

なおDevOpsそのものは開発手法のことを指します。「Azure DevOpsを導入したい」と言われた際にはDevOpsの手法を取り入れたいのか?またはAzure DevOpsというツール群を導入したいのか?この点の確認が必要になると考えます。

Azure DevOpsが提供する機能

Azure DevOpsは次の機能を提供します。MS Learn 「Azure DevOps とは」 からの抜粋となります。

1.Azure Boards: 迅速な計画、作業項目トラッキング、可視化、レポート作成ツール。

2.Azure Repos: クラウドホスト型プライベート git リポジトリを提供します。

3.Azure Pipelines: 言語、プラットフォーム、クラウドに依存しない CI/CD プラットフォームサポート型コンテナーまたは Kubernetes。

4.Azure Artifacts: パブリック ソースやプライベート ソースからの Maven、npm、Python、NuGet パッケージ フィードをサポートする統合パッケージ管理機能を提供します。

5.Azure Test Plans: 統合された計画型/探索的テスト ソリューションを提供します。


様々な機能がありますが、最小のCI/CD環境を実現したいということであれば最低限Repos、Piplinesがあればよいでしょう。

既にGit Hubのリポジトリを利用しているという場合もあると思います。そういった場合にはリポジトリはGit Hubを利用しパイプラインはAzure Piplinesを利用するといったことも可能です。

リポジトリに関わらずすでに利用しているサービスがあるのであれば慣れたサービスを利用し続けたほうが良いと思います。以下に同じ機能を持った他のサービス、製品を記載しますので参考にしてみてください。

Azure DevOps のサービス名他のサービス、製品
Azure BordsJira、Backlog、Trello
Azure ReposGitHub、GitHub Enterprise、
Bitbucket Cloud、Subversion
Azure PipelinesJenkins、Circle CI、
Octopus Deploy
Azure ArtifactsGitHub Package Registry、
GitLab Package Registry
Azure Test PlansQASymphony、TestRail

なお、Azure DevOpsは正確にはクラウドサービスであるAzure DevOps Servicesと、オンプレミスサービスであるAzure DevOps Serverの2つのことを指します。ほとんどの場合にはクラウドサービスのことを指します。本記事でもAzure DevOps=Azure DevOps Servicesのこととして記載します。

Azure DevOps の料金

Boards,Repos,Piplines,Artifactsを含む「Basicプラン」と、Basicプランに加えてTest Planを含む「Basic + Test プラン」があります。

Basicプランは最初の5ユーザーまでは無料で以降は1ユーザーにつき料金がかかります。Basic + Test プランは1ユーザーから料金がかかり、Basicプランよりはだいぶ高額です。

先ほども記載した通り最小のCI/CDを実現したいということであれば機能としてはBasicプランで十分です。

Azure DevOps の料金

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/devops/azure-devops-services/

Basicプランの無料枠ですが、以下情報によると既定では各組織に5名分の無料枠が割り当てられるようです。なお組織を既存のAzure ADと連携している場合には5名の枠がテナント単位になるようです。

Multi-organization billing

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/organizations/billing/billing-faq?view=azure-devops#multi-organization-billing

参考情報

Azure DevOps とは(MS Learn)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/migrate-to-devops/2-what-is-azure-devops

Azure DevOps

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/

DevOps とは何ですか?

https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/what-is-devops/

DevOps とは?

https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/

いいね (この記事が参考になった人の数:1)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください