Java実行環境のアップデートに伴うTomcatの設定

■初めに

IPAの情報によると、Oracle 社から Java SE に関する脆弱性が公表されており、早急なアップデートが必要です。

Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2021-2161等):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

私も上記に該当するJavaの実行環境を使っていたのでアップデートを行ってみました。

その際、内蔵しているTomcatのサービス起動時にエラーが出てしまいましたので、その解消方法を記載したいと思います。

 

実行環境は以下の通りです。

  • OS:Windows
  • JRE:Oracle Java SE 8 Update 281(旧) → Oracle Java SE 8 Update 291(新)
  • Tomcat:apache-tomcat-9.0.45

■Javaのアップデート手順

Javaのアップデートは以下のように行いました。

1.旧バージョンのJavaをアンインストール

①下記サイトよりJavaのアンインストールツールをダウンロード

  Java Uninstall Tool

②Javaのアンインストールツール「JavaUninstallTool.exe」 を実行する

③アンインストールの説明文通り、削除を進めていく

削除して問題ないかよく確認しましょう

アンインストールが完了しました

 

2.Javaのインストール

①下記サイトより最新版のJavaをダウンロードします

全オペレーティング・システム用のJavaのダウンロード

私は64ビット版をダウンロードしました。実行環境に合わせてダウンロードをしてください。

②ダウンロードした「jre-8u291-windows-x64.exe」を実行します

③インストーラーに従いインストールを実行します

最新版のJavaがインストールされました

 

④環境変数を編集する

JRE_HOMEをJavaのインストールしたフォルダに指定する

 

■ApacheTomcatの設定を編集する

ここから本題となります。

私はJavaのアップデートを行った後Tomcatのサービスを起動したとき下のようなエラーがでました。

結論から申し上げますと、このエラーはApacheTomcatが指定したJavaのパスが古いことを意味しております。

カタリナのログにも下記のエラーが吐かれておりました。

  • Failed creating Java ‘C:\Program Files\Java\jre1.8.0_281\bin\server\jvm.dll’.

Tomcatが旧バージョンのフォルダにあるjvm.dllを見に行っていることがわかります。

環境変数を治すだけでは、このエラーは解消されません。

ここからはこのエラーを解消するための方法を記載いたします。

 

①ApacheTomcatのプロパティを開く

コマンドプロンプトを起動し、ApacheTomcatが存在するbinフォルダに遷移したあと下記コマンドを使用し、ApacheTomcatのプロパティを開いてください

  • cd [ApacheTomcatが存在するbinディレクトリ]
  • Tomcat9W //ES//[サービス名]

②ApacheTomcatのプロパティからJavaの設定を行う

 

Javaを押下する。

 

Java Virtuial Machineにjvm.dllのパスが記載されているので「…」を押下し新しいJavaのjvm.dllを指定する。

変更が完了したら「適用」を押下し、「OK」を押下。

これで解決しましたので、登録したApacheTomcatのサービスを開始することができます。

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