Exchange Online や Teams などでユーザー検索を制限したい

Exchange Online や Teams において、ユーザーを検索する際、既定ではグローバルアドレス一覧(GAL)を参照することで、全ユーザーの一覧を参照できるようになっております。

 

ユーザー間のやりとりに制限をかける場合、ユーザーを特定のグループに分割し、アドレス帳ポリシーを用いてカスタマイズした GAL を使用させることで検索対象をコントロールすることが可能です。

ただし、すでにメールやチャットを送ったことのあるユーザーはキャッシュが参照され、検索候補として表示されます。

また、Teams においては、同じチームに所属しているメンバー同士はチャットを行えます。

 

手順は以下になります。
例として、”worker”という属性を設定したユーザーのみが所属する GAL を作成し、アドレス帳ポリシーを割り当ててています。

1.アドレス帳ポリシールーティングを有効化
 Set-TransportConfig -AddressBookPolicyRoutingEnabled $true

 

2.検索範囲を制限したいユーザーに”worker”という属性値を設定
 Set-Mailbox –identity <MailboxIdParameter> –customatribute1 “worker”

 

3.”worker”属性を持つアドレスリストを作成
 New-AddressList -Name “worker_AddressList” -RecipientFilter {(CustomAttribute1 -eq “worker”)}

 

4.”worker”属性を持つユーザーの グローバルアドレス一覧 を作成
 New-GlobalAddressList -Name “worker_GAL” –RecipientFilter {(CustomAttribute1 -eq “worker”)}

 

5.”worker”属性を持つオフラインアドレス帳を作成
 New-OfflineAddressBook -Name “worker_OAB” –AddressLists “worker”

 

6.”worker”属性を持つユーザーのアドレスリストからアドレス帳ポリシーを作成
 New-AddressBookPolicy -Name “worker_policy” -AddressLists “worker” -GlobalAddressList “worker_GAL” -OfflineAddressBook “worker_OAB” -RoomList “All Rooms”

 

7.”worker”属性を持つ全ユーザーにアドレス帳ポリシーを割り当て
 Get-AzureADUser –Filter “CustomAttribute1 eq ‘worker'” | ForEach-Object {Set-Mailbox –Identity $_.UserPrincipalName –AddressBookPolicy “worker_policy”}

 

参考となる サイトは以下になりますので、併せてご覧ください。
[Exchange Online でアドレス帳ポリシーを作成する]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/exchange/address-books/address-book-policies/create-an-address-book-policy

 

[Exchange Online のアドレス一覧の手順]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/exchange/address-books/address-lists/address-list-procedures

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