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基本的には使用できません。
Azure Information Protectionでは「組織が既に Azure Information Protection Premium のサブスクリプション、または Azure Information Protection を使用したデータ保護を含む Office 365 サブスクリプションを利用している」(Microsoft社ドキュメントから引用)場合、そのまま認証が可能です。
しかし、先の要件に合致しない場合は、個人用RMSと呼ばれる簡易版Azure ADと呼べるような仕組みをバックグラウンドで使用し、認証を行うことが可能です。
個人用RMSを使用する際にはメールアドレスを登録しますが、そのメールアドレスはフリーメールアドレスではなく、基本的には企業用ドメインのメールアドレスである必要があります。
ここで「基本的に」という前置きをした理由として、一部ISPが契約者に対して配布している個人用メールアドレスなどであれば、企業用ドメインでなくても個人用RMSが利用できるとの事例があるためです。
フリーメールアドレスの代表格であるGmailではRMS認証がブロックされることは確認されていますが、これはすべてのフリーメールアドレスが個人用RMSにおいて使用不可であることを意味しません。
このブロックの基準はMicrosoft社から公表されていないため、適宜実際に確認が必要となります。