ExchangeOnlineの会議室を非表示にして予約不可にする方法

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

会議室を一時的に別用途で使用する為、Exchange Online のリソースで作成した会議室を削除するのではなく一時的に非表示として予約できないようにするにはどうしたらいいかというお問い合わせを頂く場合があります。


その場合、Exchange Online の設定で「アドレス帳に表示しないようにする」、「会議室の予約をできないようにする」ことで実現可能になります。

 

■会議室を非表示にする方法について

 

1.Office365管理ポータルに管理者権限でログインします。


2.Exchange管理センター→「リソース」をクリックします。

 

3.該当の会議室メールボックスを開きます。

 

4.[全般] – [その他のオプション] の順でクリックします。

 

5. [アドレス一覧に表示しない] にチェックを入れます。

 

6.「保存」をクリックします。


■会議室の予約不可にする方法について

 

会議出席依頼メールからの予約について、[AllBookInPolicy] のパラメーターを [false] にすることですべての予約を受け付けない設定にすることが可能となります。

1.Windows PowerShellを右クリックし、「管理者として実行」します。

 

2.下記を確認してExchange Online へ接続します。

 

https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/exchange-online/connect-to-exchange-online-powershell/connect-to-exchange-online-powershell?view=exchange-ps


3.下記コマンドを実施する。

 

Set-CalendarProcessing -Identity “対象のリソースメールボックスのアドレス” -AutomateProcessing AutoAccept -AllBookInPolicy $False

 

※[AllBookInPolicy:False]となっていれば、対象の会議室への予約ができなくなります。

 

なお、設定を確認するには下記コマンドで確認する事が可能です。

 

Get-CalendarProcessing  -Identity “会議室名” | Format-List

 

※多少のタイムラグがありますが、即時反映されますので設定後は予約が取れなくなります。

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