ユーザーごとにメールボックスの自動アーカイブを設定する方法

Exchange Onlineでは、ユーザーごとに「自動拡張アーカイブ」を有効にすることが可能です。
自動拡張アーカイブは、メールボックスが90GBに達すると自動的に追加ストレージがプロビジョニングされる機能です。

なお、アーカイブメールボックスの容量を最大1.5TBまで拡張できます。

■設定方法

1.ExchangeOnlineへPowerShellで接続します

2.アーカイブメールボックスを有効化します(未設定の場合)

Enable-Mailbox -Identity <ユーザーのメールアドレス> -Archive

3.自動拡張アーカイブを有効化

Enable-Mailbox -Identity <ユーザーのメールアドレス> -AutoExpandingArchive

以下のコマンドにて自動拡張アーカイブが有効かどうかを確認することが可能です

Get-Mailbox -Identity <ユーザーのメールアドレス> | FL AutoExpandingArchiveEnabled

■注意点
一度有効にすると無効化への変更はできません。
自動拡張アーカイブはオンプレミス環境のEchangeサーバーのメールボックスでは利用できません。
拡張領域のプロビジョニングには最大30日かかる場合があります。

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