この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
こんにちはDXソリューション統括部の村松です。
「AzureのPaaSサービスへの接続をプライベートで行いたい」
っといったことから”Azure Private Link”の構成を検討されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
Azure Private Linkの構成には、そのPaaSサービスのプライベートネットワーク内
のエンドポイントとなる“Azure Private Endpoint”が必要になります。
この“Azure Private Endpoint”に仮想ネットワークのサブネットを紐付けることで、
AzureのPaaSサービスへのプライベート接続が可能となります。
その際、「”Azure Private Endpoint”が紐ついたサブネットにNSGを割り当てることは可能か?」
という質問をよくいただきます。
結論としては可能です。
ただし、以下の公開情報にもあるように該当のサブネットにNSGやUDRを割り当てことは
現時点ではパブリックプレビュー段階です。(不具合が発生する可能性がある)
プライベートリンクネットワークセキュリティグループサポートの公開プレビュー
そのためこの機能をご検討の際は、テスト環境などで十分に検証を行った上で、
GA後に、本番環境に設定することを推奨します。
→現在はGA済み(2022/8/17)
一般提供:プライベート エンドポイントのネットワーク セキュリティ グループのサポート
また、設定の際は該当のサブネットに対して“PrivateEndpointNetworkPolicies”
と呼ばれるプロパティを有効に設定する必要があります。
設定方法の詳細については以下のドキュメントをご覧ください。
プライベート エンドポイントのネットワーク ポリシーを管理する
以上 今回はここまでになります。またの機会にお会いしましょう!