Exchange Onlineで「制限されたユーザー」として判定されメール送付できなくなった場合の制限解除方法

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Exchange Onlineでは、ユーザーが「サービスの制限」または「送信スパム ポリシー」で指定されている送信の制限のいずれかを超えた場合、
該当ユーザーは制限されたユーザーとしてマークされ、メール送信ができなくなります。

この制限を解除するには以下手順の実行が必要です。
Microsoft 365 Defender ポータルを使用して、制限されたユーザーの一覧からユーザーを削除する

上記手順で少し迷ったり、注意したりする部分がある為、手順を引用しながら補足を記載します。
手順の中の、

1.Microsoft 365 Defender ポータルで、[メールと共同作業] > [レビュー] > [制限されたユーザー] に移動します。

という記載ですが、
https://security.microsoft.com/ を開き、[メールとコラボレーション] > [確認] > [制限されたユーザー] に移動すればOKです。

次に、以下記載ですが、

5.次の画面には、今後の侵害を防ぐための推奨事項が表示されます。 *多要素認証 (MFA) を有効にし、パスワードをリセットすることは良い防御方法です。
完了したら、[送信] をクリックします。

以下のような画面が表示されるので、MFAの設定やパスワードリセットをその場で実施しない場合は、そのまま下記の「送信」をクリックすればOKです。

※画面が見切れていますが、画面下部に「送信」ボタンがあります。

「送信」という表示が理解し辛いと感じます。「解除」などの表示であれば納得できるのですが。

最後に以下記載ですが、

6.[はい] をクリックして変更を確定します。

以下のような画面が表示されます。「任意の制限が解除されるまでに最大で1時間かかる場合があります」

と表示されます。画面上では1時間と表示されるのですが、反映までに最大24時間かかる場合があります。

24時間という時間は、
Microsoft 365 Defender ポータルを使用して、制限されたユーザーの一覧からユーザーを削除する
の「注意」欄にも記載されているのですが、画面上のポップアップで1時間と表示されるので誤解しやすいと思います。

 

以上、「制限されたユーザー」の解除方法の解説でした。

いいね (この記事が参考になった人の数:2)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください