原因のひとつとしてAD FSとWAP間の信頼関係の証明書が失効していたことが考えられます。
AD FSとWAP間では有効期限が20日である証明書が利用されており、有効期限が切れる 7 日前に自動的に新しい証明書を作成されます。
この新規証明書の発行時にAD FSとWAP間で通信ができない場合に、AD FSとWAP間での信頼関係が失われた結果、WAP経由の認証に失敗することが想定されます。
事象の解決策として、
①Install-WebApplicationProxyコマンドでWAP の再構成の実施
参考ページ:Web アプリケーション プロキシのトラブルシューティング
②WAPのウィザードで再構成の実施
参考ページ:AD FS の証明書更新手順 (SSLサーバー証明書)
があります。
注意事項・免責事項
※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。
※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。
※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。
※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください