WVD でのメディア最適化された Teams について

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

 WVD において Teams の通話や会議を使用する場合、通常では WVD の画面転送を経由するためネットワーク帯域や仮想マシンの CPU 等のリソースが消費されます。

 メディア最適化された Teams を使用すると画面転送ではなく通話者のローカル PC 同士の通信となるため、関連 WVD のリソースを消費せず快適な通話が行えます。

 ただし、以下を含む制限がありますのでご注意ください。

1.Windows 10 マシン上の Windows デスクトップ クライアントのみ。Mac や Web クライアントはサポートされません。
2.明示的なプロキシをサポートしていない。プロキシを使用する場合、透過型プロキシが必要です。
  ※WVD に限らず Teams ではプロキシサーバーの利用は推奨されていません
3.通話・会議とも、現時点ではアプリケーションの共有をサポートしていません。デスクトップ共有のみです。
4.絆モードなどの新しい会議エクスペリエンス (New Meeting Experience/NME) は、現在 VDI 環境ではサポートされていません。
New Meeting and Calling Experience in Microsoft Teams!

その他の既知の問題や制限事項は以下をご参照ください。
Windows Virtual Desktop で Microsoft Teams を使用する

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