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ポイント1:Azure BLOBとAzure Filesの仕様をチェックする
・Azure BLOBは500TBまでのコンテナーで、4.75TBまでのオブジェクト(ブロックBLOB)を格納、REST APIでアクセスする
・Azure Filesは5TBまでのファイル共有で、1TBまでのオブジェクト(ファイル)を格納、RESTAPI、SMBでアクセスする
ポイント2:Azure BLOBの用途をチェックする
ランダムにファイルを更新するアプリケーションに適したストレージ
・BLOBストレージ(ページBLOB、ブロックBLOB、追加BLOB)
・ページBLOB:仮想マシンOSやデータベース、データディスクなどインデックスに基づくデータ構造の格納に適している
・ブロックBLOB:4.7TBまでのバイナリデータ、テキストファイルのアップロードやランダムアクセスに適している(動画や写真、音声ファイル等)
追加BLOB:ログの格納に適している
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/storage-blobs-introduction
ポイント3:ストレージアカウント(汎用v1/v2/BLOB)の違いを抑える
・汎用v1:最新機能は提供されない。クラシックデプロイで利用できる。汎用v2にアップデート可能
・汎用v2:最新機能を提供するストレージアカウント。
ブロックBLOBではホット(頻繁にアクセスする)、クール(アクセス頻度が低く、1か月以上保管するようなデータを設置)で使い分け、コスト最適する
・DNSにCNAME登録することでカスタムドメインも利用できる
ポイント4:Azure FILESの用途を抑える
・WindowsOSからのファイル共有が主な用途。OS間のデータ移行などにも活用
ポイント5:データの暗号化を理解する
・暗号化できるのは、Azure BLOBストレージとAzure Fileストレージの2種類
・256ビット AES暗号化を使用する
・書き込み時にデータを暗号化する
・暗号化すると無効化することは出来ない
・有効前のデータは暗号化されない