VM への RDP 接続ができない理由と対処法

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

 VM への RDP 接続ができない.又は,突然接続できなくなった.場合の理由と対処法の例を紹介いたします.

 

<接続できない理由>
・ホスト(接続先)が電源 OFF 状態である
・ホスト(接続先)が Windows Update 中で,終了するまでの期間で RDP 接続を試みている
・ホスト(接続先)が再起動中状態である …等

 

<対処法>
・Azure Portal から対象のVMリソースを選択し,ブート診断を確認します.
対象 VM におけるユーザーログイン画面のスクリーンショットが表示されていれば,RDP 接続が可能な状態であります.対して,ユーザーログイン画面が表示されていなければ,接続不可状態になります.例としまして,起動中や % が表示されている画面の場合があり,OSの状態が整ってから再度 RDP 接続を試みてください.

 それ以外の場合で RDP 接続ができない場合については,本サイトの別記事等を参考にご対応お願いします.

Azure上のWindows仮想マシンにRDP接続できなくなった場合(Firewallを規定値に戻してしまった場合の対処方法)

 

※ブート診断について
・VM作成時に,管理タブの監視セクションにあるブート診断をオン(デフォルト設定ではオン)にします.
・作成時や現在のブート診断設定がオフの場合でも,オンに切り替えることは可能( VM を再起動する必要有り)です.
・デプロイモデルにつきましては,クラシックと ARM の両モデルに対応しています.

以下,参考サイト [ Microsoft.comに移動 ]
Microsoft Azure サポートの診断情報とメモリ ダンプの収集
ブート診断を使用して、Azure 内の仮想マシンをトラブルシューティングする方法


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