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Office 365 のテナントは、契約された国の最寄りのデータセンターを利用する仕様となっており、日本で契約されたかたは既定で日本のロケーションとなり、ひとつのテナントで複数のロケーションにまたがって運用することはできませんでした。
しかし、データの配置を複数の地域に拡張できるマルチジオ機能が実装されたことから、利用データを保管する地域を指定できるようになりました。
これまでは、コンプライアンス要件を満たすためにテナントを複数契約することで、データの所在を分けるなどの考慮が必要でしたが、これからはシングルテナントであっても柔軟に対応できます。
前提条件として、500ユーザー以上有するお客様であることなどの前提条件がありますので、以下サイトをご確認ください。
[グローバル データ所在地をコントロールする Multi-Geo]
https://products.office.com/ja-jp/business/multi-geo-capabilities