この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
この事象をマイクロソフトは不具合として認識しており、12月の1週目に修正予定とのアナウンスを頂いております。修正が適用されるまでは、ページ下部の【対処方法】を参考に VM の復元を行ってください。
【不具合の概要】
Azure Backup での VM の作成ボタンがグレーアウト状態となっており、選択することができない
Azure Backup での VM の作成ボタンがグレーアウト状態となっており、選択することができない
【発生する条件】
コンテナーから復元したディスクを用いて VM の作成を行った時
コンテナーから復元したディスクを用いて VM の作成を行った時
【対処方法】
- ディスクのプロパティ変更 (推奨)
- VM の作成
☆★☆
- ディスクのプロパティ変更
◇Azure Resource Explorer を利用して os Type の設定を手動で変更
- Azure Resource Explorer にアクセスします。( https://resources.azure.com/ )
- 目的の Disk リソースを選択します。
- ディスクの Properties の項目に os Type が表示されていないことを確認します。
- 上部「 Edit 」を選択し os Type を Windows もしくは Linux に書き換えます。
<編集前>
<編集後>
- 上部「 PUT 」を選択し、編集を完了します。
※「 Edit 」で書き換えた内容を「 PUT 」する際には、画面上部タブの設定を[Read Only] から [Read/Write]に変更している必要があります。
- VM の作成
◇ スナップショットから VM の復元を行い、ディスク リソース以外を削除
- インスタントリストア内のスナップショットから仮想マシンの復元を行います。
- 復元されたリソースからディスク以外のリソース(仮想マシン,ネットワークインターフェース,ネットワークセキュリティグループ等)を削除します。
- ディスクの復元と同じ期待結果が得られます。
※インスタントリストアのスナップショット リテンション期間は 1 ~ 5 日間で、その間の日数は任意の値で構成できます。期間が長いほど、ストレージコストが多く発生します。