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Windows PowerShell コマンドレットを用いて SharePoint の記憶域のクォータを設定することは可能です。
■ サイトの記憶域のクォータを設定する
1) 以下のコマンドレットを入力し、対象のサイトの記憶域のクォータを設定します。
※ 記憶域のクォータの警告レベルは記憶域のクォータの値よりも少ない値に設定する必要があります。
※ 以下の構文例に記載されている単位について、MB はメガバイト、GB はギガバイトとなります。また、1 GB = “1024 MB” として値を指定します。
<構文>
Set-SPOSite -Identity <対象のサイト URL> -StorageQuota <記憶域のクォータ (MB単位)> -StorageQuotaWarningLevel <記憶域のクォータの警告レベル (MB単位)>
例: 対象のサイト “https://contoso.sharepoint.com/sites/group” の記憶域のクォータを “5 GB” に、記憶域のクォータの警告レベルを “4 GB” に設定する場合、以下のコマンドレットとなります。
Set-SPOSite -Identity https://contoso.sharepoint.com/sites/group -StorageQuota 5120 -StorageQuotaWarningLevel 4096
2) 改めて上述の手順 3-3) のコマンドレットを実行して、対象サイトの記憶域のクォータが任意の値へ変更出来ているか確認します。
<構文>
Get-SPOSite -Identity <対象のサイト URL> | fl
例: Office 365 グループ サイトの URL が “https://contoso.sharepoint.com/sites/group” の場合は以下になります。
Get-SPOSite -Identity https://contoso.sharepoint.com/sites/group | fl
※上記コマンドレットを実行する場合、あらかじめ SharePoint Online Management Shell をインストールいただく必要があります。
[SharePoint Online Management Shell]
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35588