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掲題の状況については、ロード バランサーとパブリック IP アドレス リソースの SKU がミスマッチとなっており、バックエンド プールへの割り当てに失敗している状況が考えられます。
リソースの状態が失敗となった場合、対象のリソースを更新することで事象が改善する可能性があるため、以下の手順でパブリック IP アドレスおよびネットワーク インターフェース リソースを同一設定で更新することをお試しください。
<手順>
1.PowerShell を起動します。
2. サインインします。
Login-AzureRmAccount
3. 念のため、作業対象のサブスクリプション ID を指定します。
Select-AzureRmSubscription -SubscriptionId <サブスクリプション ID>
4. 以下手順でパブリック IP アドレス リソースを更新します。
4-1. 以下コマンドを実行して、現在の IP アドレス リソースの設定を取得します。
[構文]
$publicIp = Get-AzureRmPublicIpAddress -Name <パブリック IP アドレス リソース名> -ResourceGroupName <リソース グループ名>
[実行例]
$publicIp = Get-AzureRmPublicIpAddress -Name dacl-sal-cmnlb-pubip01 -ResourceGroupName dacl-sal-rg
4-2. 以下コマンドを実行して同一の設定でリソースに更新を行います。
Set-AzureRmPublicIpAddress -PublicIpAddress $publicIp
5. 一度 Azure Portal を更新してネットワーク インターフェースの状態が失敗から改善しているか確認します。
6.改善していない場合は以下手順でネットワーク インターフェース リソースを更新します。
6-1. 以下コマンドを実行して、現在のネットワーク インターフェースの設定を取得します。
[構文]
$networkif = Get-AzureRmNetworkInterface -Name <ネットワーク インターフェース名> -ResourceGroupName <リソース グループ名>
[実行例]
$networkif = Get-AzureRmNetworkInterface -Name dacl-sal-cmnlb-pubnic01 -ResourceGroupName dacl-sal-rg
6-2. 以下コマンドを実行して同一の設定でリソースに更新を行います。
[構文]
Set-AzureRmNetworkInterface -NetworkInterface $networkif
7. Azure Portal を更新してネットワーク インターフェースの状態が失敗から改善しているか確認します。
上記にて改善が見られる場合、その他のネットワーク インターフェースに対しても同様の手順を実施してください。