Azure 最新情報ピックアップ (2019年2月)

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

直近で更新されたAzure情報の中で、より多くのお客様にメリットのある情報をピックアップしてお知らせします。

Microsoft Azureポータル2019年2月の更新

Azure ポータルのアップデート情報は毎月多数存在しますが、1月中旬から
「クラシックからリソースマネージャーへの移行」が検証・実施できるボタンが表示されるようになっています。
Microsoft Azureポータル2019年2月の更新
Azure上ではクラシックモデル(ASM)とリソースマネージャーモデル(ARM)の2種類のデプロイモデルが存在しています。
Azureサービスを長年利用しているお客様などは、クラシックモデルのリソースをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
クラシックモデルはリソースマネージャモデルと比較して、Azureポータル上から実施できる操作が限られていたり、機能拡張が今後実施されなかったりといった 制約があります。クラシックからリソースマネージャーへの移行については、今まで、AzurePowershellでの操作のみが
公式手順としてアナウンスされていました。
【Azure PowerShell を使用してクラシックから Azure Resource Manager へ IaaS リソースを移行する】
しかし、1月中旬のアップデートにより、この操作をポータル上から検証・実施できるようになっています。

実際の操作画面は以下です。

クラシックリソースに対しては、「ARMへの移行」メニューが表示されるようになっています

実際の移行作業を実施せず、検証結果のみを確認することも可能です

今までクラシックリソースからの移行はPowershellでの操作のみがサポートされていましたが、ポータルからでも気軽に「検証」と実際の「移行」ができるようにアップデートされています。是非ご確認ください。

Azure Cost Management がエンタープライズ契約などに広く利用可能になりました

Azureポータル上からコストを確認できる「Azure Cost Management」の紹介です。長らくパブリックプレビュー機能としてはポータル上に表示されていましたが、 一般提供が開始されています。
Azure Cost Management
Azureを利用し始めたものの、思わぬ高額の費用請求で驚いてしまったといったことはないでしょうか?
弊社でも、検証環境の構築や、リリース機能のテストなどの用途でAzureを利用していますが、手軽に利用できる分、誰がどれぐらいの料金で利用しているのか
管理するのは難しいなと感じています。
「Azure Cost Management」を利用し、Azure利用料金を可視化することで適切なコスト管理に近づけそうです。

Azureポータル上「コストの管理と請求」メニューから直観的な操作で利用可能です。

サブスクリプション単位のコスト、リソースグループ単位のコスト、など細かく指定して集計可能です
「予算」メニューから予め、予算を定義しておくことが可能です。上記キャプチャは月額2000円の予算設定をしています。

「予算」を設定しておき、指定した金額の80%(値は自由に複数指定可能)に達した場合は、メールで通知する、といった使い方が可能です。是非ご確認ください。

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