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Azureには仮想ネットワーク内のサブネット単位でルートテーブルが存在しており、ルート情報としては「システムルート」と呼ばれる既定で定められているルート情報とユーザーが明示的に設定する「ユーザー定義ルート」がありますが、ポータル画面ではユーザー定義ルートしか確認できません。
システムルートを含めて実質的なルート情報を確認したい場合、以下のコマンドにて確認可能です。
・クラシックモデルの仮想ネットワークの場合
Get-AzureVM -ServiceName <サービスネーム> -name <仮想マシン名> | Get-AzureEffectiveRouteTable
・リソースマネージャ―モデルの仮想ネットワークの場合
Get-AzureRmEffectiveRouteTable -NetworkInterfaceName <NIC名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
クラシックモデルの場合、対象のサブネット内に存在する仮想マシンに対して有効なルート情報を確認する形となり、リソースマネージャ―モデルの場合、対象のサブネット内に存在するNICに対して有効なルート情報を確認する形となります。