SQL Database の DTU モデルと 仮想コアモデルの違いについて

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Azure SQL Database では、Database Transaction Unit (DTU) モデルと、仮想コア モデルの2つの購入モデルがあります。
それぞれ以下の特色があります。

 

・Database Transaction Unit (DTU) モデル
SQL Database の処理能力とストレージがセットになったサイズの選択を行うモデルになります。

 

[DTU ベースの購入モデルでのサービス レベル]

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-service-tiers-dtu

 

DTU という指標を元にしたサイズの選択が必要となりますが、最適な DTU が分からない、適した選択肢がないなどのお話をよく耳にします。
オンプレミスで稼働する SQL Server からの移行などの場合は、 CPU 処理速度や、ディスクの読み書きの速度などから最適な DTU を計算するツールを利用して DTU を検討することが可能です。

 

[Azure SQL Database DTU Calculator]

https://dtucalculator.azurewebsites.net/

 

・仮想コアモデル
処理能力とストレージをそれぞれ選択できるモデルになります。
ユーザー側で必要となる要件を個別に選択できるので柔軟性があります。
また、処理能力も vCPU コア数で比較できるため比較も容易です。

 

[仮想コア サービス レベルの中から選択し、DTU サービス レベルから移行する]

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-service-tiers-vcore

いいね (この記事が参考になった人の数:11)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください