Exchange Onlineにてアドレス帳ポリシー (ABP) を設定する際に必要な管理者の役割について

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

アドレス帳ポリシー (ABP)設定には、「Address Lists」という管理者の役割が必要です。


Exchange Onlineではアドレス帳ポリシー (ABP) を作成することにより、アドレス帳の見せ方を個人によって変えることができます。従業員数の多い会社などでは部署ごと、地域ごと、により表示するアドレス帳を制限した方が便利な場合がありますが、そのような表示を可能にするのがアドレス帳ポリシー (ABP)です。このポリシー作成については、

Exchange Online でアドレス帳ポリシーを作成する

を参考に設定可能ですが、「始める前に把握しておくべき情報」に記載されたことに注意が必要です。(私はよく読まずに時間を浪費してしまいました)
注意が必要だと感じたのは以下の部分です。

既定では、Exchange Online のアドレス一覧の役割はどの役割グループにも割り当てられません。 アドレス一覧の役割を必要とするコマンドレットまたは機能を使用するには、その役割を役割グループに追加する必要があります

作業を実施するユーザーに、以下「Address Lists」という役割付与が必要です。

全体管理者であれば何でもできるわけではないですね。「アドレス一覧の役割はどの役割グループにも割り当てられません」というところに注意が必要だと思いました。

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