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オンプレミス側でパブリック IP アドレス単位で通信制御を行う必要がある時、Azure サービスタグの IP アドレスが必要となります。
サービスタグの IP アドレスは定期的に更新されますので、更新の検知ができないと運用難度が上昇します。
よって、Windows Virtual Desktop 東日本リージョンに設定されているサービスタグのIPアドレスが更新された場合を想定し、PowerShell を用いて更新を検知する方法を記載いたします。( ※初回実行時に ChangeNumber の値を保存しておく必要があります。)
以下のコードを実行します。
# Azure に接続します。
> Connect-AzAccount
# 東日本リージョンのWVDサービスタグ情報を取得します。(※)
> $serviceTag = (Get-AzNetworkServiceTag -Location “Japan East”).Values | Where-Object{ $_.Name -in “WindowsVirtualDesktop.JapanEast”}
# 現在のChangeNumberを取得します
> $serviceTagVer = ($serviceTag.Properties).ChangeNumber
後は定期的にスクリプトを実行し、保持している ChangeNumber と上記コードで取得した ChangeNumber を比較することで、更新を検知することが可能となります。