PowerAutomateのテスト実行で値の取得を確認する

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

PowerAutomate(旧:Microsoft flow)でフローを組み立てる際に、取得したい値をどう指定したらよいか使い方を調べる際のTipsとして、今回はテスト実行の実行履歴を確認します。

 

以下のTeamsトリガーを試してみます。
「Teams:チャネルのメッセージで自分がメンションされているとき(プレビュー)」

 

始めに上記のトリガーを選択して対象のチーム・チャネルを設定します。
適当なアクションを作成してフローを保存した後、フロー編集画面右上の「テスト」を実行します。
必要なトリガーとして対象のチャネルでメンション付きのメッセージを投稿した後、完了を待ちます。


実行履歴が表示されるので、出力にある本文を確認します。

 

今回はTeamsからのメッセージ取得情報が確認できました。
こちらの情報から取得したい値をどう設定したらよいか確認してみます。

※トリガー [出力-本文] の一部
{
  (省略)
  "from": {
    "application": null,
    "device": null,
    "conversation": null,
    "user": {
      "id": "b51442e8-af87-47e2-be18-64c5df4b4575",
      "displayName": "山下 テスト01",
      "userIdentityType": "aadUser"
    }
  },
  "body": {
    "contentType": "html",
    "content": "<div><div><at id=\"0\">(@メンションしたユーザー名)</at> さん テストメッセージです。</div>\n</div>"
  },
  (省略)
}


後続のアクションで、投稿者を取得したい場合は
@{triggerBody()?['from']?['user']?['displayName']}
メッセージを取得したい場合は
@{triggerBody()?['body']?['content']}
であることが分かりました。

上記のようなテスト実行を試しながら新しいコネクタとトリガー/アクションをお試しいただければと思います。

いいね (この記事が参考になった人の数:4)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください