可能です。

 

全ユーザでMFA（Microsoft Entra 多要素認証）を強制する形であれば、Microsoft Entra ID Free という無料ライセンスを使って利用可能です。

 

MFA（Microsoft Entra 多要素認証）は以下URLに記載があるとおり、

Microsoft Entra 多要素認証の機能とライセンス

下記のライセンスで利用可能です。
• Microsoft Entra ID P1
• Microsoft Entra ID P2
• すべてのMicrosoft 365
• Office 365 Free
• Microsoft Entra ID Free

 

上記のうち、「Microsoft Entra ID Free」は、ユーザに個別のライセンスを付与しないでMFAを利用できますが、以下条件があります。

• Microsoft Entra ID Free（旧 Azure AD Free）では、セキュリティの既定値（※）を有効にすることで、すべてのユーザーに対してMFAを強制できます。
• この方法では、Microsoft Authenticator アプリを使った認証が主な手段となります。
• 条件付きアクセスや詳細な制御はできません。

 

例えば、Azureポータルでユーザを作成すると、MFAを設定できます。これはラインセス無しで利用できているMFAです。Microsoft Entra ID Freeに含まれる無料ライセンスを利用しているということになります。

※Microsoft Entra ID Free は、ユーザーに明示的に「割り当てる」ライセンスではなく、テナントに自動的に付与される“ベースライン機能”です。そのため、ライセンス画面には表示されませんが、Entra ID にユーザーが存在していれば、その恩恵を受けています。

 

※セキュリティの既定値は以下方法で確認できます。 

Microsoft Entra管理センター  https://entra.microsoft.com/

へアクセスする。

右ペイン「概要」 ＞ プロパティ＞