Azure Portalから Cloud Shell を利用しようとする場合、以下のようが画面が表示されます。
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「ストレージアカウントをマウントする」というラジオボタンは ファイルを永続的に保存したい場合に推奨される設定です。以前(2024/04以前)はCloud Shellを利用する場合、ストレージアカウントの使用が必須でしたが、現在は、ストレージアカウントをデプロイする必要無く、利用が可能です。特にファイル保存の必要がない場合はデフォルトの「不要です」という設定がよいと思います。
「既存プライベート仮想ネットワークを使用する」というチェックボックスは、 Azure Cloud Shell をプライベート VNet 内で動作させる場合に利用する設定です。
Azure 仮想ネットワークで Cloud Shell を使用する
このチェックボックスをチェックしない場合(デフォルトはチェックなし)、CloudShell は Microsoft が管理するパブリックな環境で実行されます。チェックした場合、CloudShell のセッションが指定のVNet に接続された環境で実行されます。例えば、プライベート IP アドレスしか持たないVMや、クローズドなNWでCloudShellを利用したい場合はこのチェックボックスをチェックする必要があります。
なお、公式ドキュメントに以下のように記載がありますが、CloudShellを仮想ネットワークで使用する場合、
Azure Relay
というサービスを別途準備する必要があります。
————————————————–抜粋—————————————————————————————————————-
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