PowerShellにてTeamsを管理する場合、まず「Connect-MicrosoftTeams」コマンドを入力しますが、その際接続するアカウントの資格情報を入力しなければなりません。
「Connect-MicrosoftTeams」を含んだスクリプトを実行する際に都度資格情報を入力したくない、という場合には、「予め資格情報をxmlファイルとしてエクスポートしておき、スクリプト内でそのxmlファイルをインポートする」という方法が有効です。
資格情報のxmlファイルとしてのエクスポートは以下で可能です。
Get-Credential | Export-Clixml -Path “(xmlファイルを格納するフォルダのパス\ファイル名).xml”
次にエクスポートしたxmlファイルをインポートし、それを「Connect-MicrosoftTeams」で使用します。
例えば以下ドキュメントの例2では、「Connect-MicrosoftTeams」の「Credential」オプションに「Get-Credential」の結果を指定していますが、
$credential = Get-Credential
Connect-MicrosoftTeams -Credential $credential
「Get-Credential」を実行しているので資格情報を入力しなければなりません。
そこで「$credential」に先ほどエクスポートしたxmlファイルのインポート結果を指定します。
$credential = Import-Clixml -Path “(xmlファイルを格納しているフォルダのパス\ファイル名).xml”
Connect-MicrosoftTeams -Credential $credential
このように、事前に資格情報をxmlファイルとしてエクスポートしておき、スクリプト内ではそのxmlファイルをインポートするだけで、「Connect-MicrosoftTeams」を実行する度に資格情報を入力する手間を省くことができます。