この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
セカンダリADFSを担うサーバーでADFS構成ウィザードを進めると、以下のようなエラーが表示されることがあります。
この場合に考えられる原因の一つとして、プライマリサーバのWindows Defenderファイアウォール受信規則にてセカンダリサーバからの通信が拒否されていることがあります。
そこでプライマリサーバのWindows Defenderファイアウォール受信規則を以下のように修正します。
(Windows Defender ファイアウォールの受信規則は、「コントロールパネル」ー「システムとセキュリティ」ー「Windows Defender ファイアウォール」ー「詳細設定」ー「受信の規則」より修正可能です)
↓
具体的にはADFSに関する三か所、①AD FS HTTP サービス②AD FS HTTPS サービス③AD FS Smart-card Authentication Serviceを有効にします。これによりセカンダリサーバからの通信が許可されます。
なおWindows Server 2022 Datacenterでは規定でこれら三点が無効となっているため注意が必要です。