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Officeには、Azure Information Protectionなどで用いられるラベリングを実施するために「秘密度」という機能が組み込まれています。
この「秘密度」機能を何らかの理由で無効化する必要がある場合、以下のレジストリキーを設定することで無効化が可能です。無効化をするシチュエーションとしては、「秘密度」機能が既存のアドインやサードパーティのツールなどと競合し、意図しない挙動を引き起こしている場合などが挙げられます。
レジストリハイブ | HKEY_CURRENT_USER |
パス | software\policies\microsoft\office\16.0\common\security\labels |
値の名称 | useofficeforlabelling |
値の種類 | REG_DWORD |
値 | 0 ※この値を「1」とすると、再度有効化が可能です。 |
なお、このレジストリキーを設定すると、すべてのOfficeアプリに共通して「秘密度」機能が無効化されます。Wordだけ、Excelだけといったアプリ単位での「秘密度」機能の無効化はこのレジストリキーではできませんのでご注意ください。