Office組み込みの「秘密度」機能を無効化するには?

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Officeには、Azure Information Protectionなどで用いられるラベリングを実施するために「秘密度」という機能が組み込まれています。

 

この「秘密度」機能を何らかの理由で無効化する必要がある場合、以下のレジストリキーを設定することで無効化が可能です。無効化をするシチュエーションとしては、「秘密度」機能が既存のアドインやサードパーティのツールなどと競合し、意図しない挙動を引き起こしている場合などが挙げられます。

 

レジストリハイブ HKEY_CURRENT_USER
パス software\policies\microsoft\office\16.0\common\security\labels
値の名称 useofficeforlabelling
値の種類 REG_DWORD
0 ※この値を「1」とすると、再度有効化が可能です。

なお、このレジストリキーを設定すると、すべてのOfficeアプリに共通して「秘密度」機能が無効化されます。Wordだけ、Excelだけといったアプリ単位での「秘密度」機能の無効化はこのレジストリキーではできませんのでご注意ください。

いいね (この記事が参考になった人の数:2)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください