この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
こんにちは、DXソリューション統括部の村松です。
今回はApp Serviceの%HOME%配下(“C:\home”もしくは、”D:\home”配下)のファイルについて、お話させていただきます。
App Servcieをご利用していく中で、アプリケーションのログや一時ファイルをApp Servcie内のフォルダに保管していることもあるかと思います。
その際に、App Servcie内のファイルの保存期間や削除条件について気になる方もいるかと思います。
結論的からいうと
App Service内のファイルは基本的にはユーザー操作によって削除しない限り保持されます。
Understanding the Azure App Service file system
————————————————————————————–
These files are persistent, meaning that you can rely on them staying there until you do something to change them.
(これらのファイルは永続的です。つまり、何かを変更するまでそこにとどまることができます。)
————————————————————————————–
ただし、API や Visual Studio の機能からApp Serviceにアプリケーションをデプロイすると、場合によっては、利用者もしくはアプリケーションによって配置した既存のファイルが上書きもしくは削除されることがあります。
そのため、アプリケーションのログや一時ファイルをApp Servcie内のフォルダに保管する際は、“%HOME%\LogFiles”配下に配置することを推奨します。
“%HOME%\LogFiles”配下は例外でこれらのデプロイにより削除されません。
以上 今回はここまでになります。またの機会にお会いしましょう!