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VM削除時、関連リソースも一緒に削除できるアップデート(2022/02/17)があったのでご紹介します。
これまではVMを削除するときに、VMに関連するリソース(ディスクやNIC等)も探して削除する必要がありました。
( 過去に弊サイトでも紹介しています。→ こちらの方法 )
この作業を怠ると、「リソースグループ内に不明なリソースが残り続ける。」ということが起きます。
作成時にタグを付けておけば関連リソースの発見は容易になりますが、
それでも似たような名前のリソースがリスト化された中から削除予定のVMと関連しているリソースを消す作業は躊躇うものかと思います。
このような躊躇が解消される方法を記載致します。
VM作成時に以下の2つの項目にチェックを入れておきます。
・ディスク設定の[ VM と共に削除 ]

・ネットワーク設定の[ VM が削除されたときにパブリック IP と NIC を削除する ]

上記2つの設定にチェックを付けてVMを作成すると、リソースグループにはVMと一緒にNIC、ディスク、(パブリック IP)が作成されます。

そして、VM削除時の挙動は以下のようになります。

関連付けられているリソースとして、ディスク、NIC、パブリック IP が表示されています。
ここでチェックを外すとそのリソースは一緒に削除されないので、ディスクは使いまわしたい時などの対応も出来て非常に便利です。
以上が、「仮想マシン削除時、関連リソースも同時に削除する方法」になります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。