可用性ゾーンを構成したApp ServiceのSLAは?

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

こんにちはDXソリューション統括部の村松です。

 

今年の8月にApp Serviceで可用性ゾーンを構成することがサポートされました。

 

App Service Support for Availability Zones

 

可用性ゾーンとはリージョン内の複数のデータにまたがってインスタンスを配置するAzureリソースの構成方法です。

そのため、データセンター障害が発生したとしても物理的に離れた場所にある別のデータセンターに切り替えて

サービスやシステムの利用を継続することが できます。

 

仮想マシンの場合、単一の仮想マシンにおいては最大99.9%のSLAが担保されますが、可用性ゾーンを構成すると99.99%のSLAが担保されます。

(可用性セットについては99.95%)

 

しかし、App Serviceにおいては単一もしくは可用性セット、可用性ゾーンといった構成をとったとしてもSLAは99.95%で固定です。

なので非機能要件において可用性を考慮する際はご注意ください。

 

AzureサービスのSLA

 

以上 今回はここまでになります。またの機会にお会いしましょう。

 

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