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こんにちはDXソリューション統括部の村松です。
今年の8月にApp Serviceで可用性ゾーンを構成することがサポートされました。
App Service Support for Availability Zones
可用性ゾーンとはリージョン内の複数のデータにまたがってインスタンスを配置するAzureリソースの構成方法です。
そのため、データセンター障害が発生したとしても物理的に離れた場所にある別のデータセンターに切り替えて
サービスやシステムの利用を継続することが できます。
仮想マシンの場合、単一の仮想マシンにおいては最大99.9%のSLAが担保されますが、可用性ゾーンを構成すると99.99%のSLAが担保されます。
(可用性セットについては99.95%)
しかし、App Serviceにおいては単一もしくは可用性セット、可用性ゾーンといった構成をとったとしてもSLAは99.95%で固定です。
なので非機能要件において可用性を考慮する際はご注意ください。
以上 今回はここまでになります。またの機会にお会いしましょう。