Exchange Onlineにてアドレス帳ポリシー (ABP) を設定する際に必要な管理者の役割について

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

アドレス帳ポリシー (ABP)設定には、「Address Lists」という管理者の役割が必要です。


Exchange Onlineではアドレス帳ポリシー (ABP) を作成することにより、アドレス帳の見せ方を個人によって変えることができます。従業員数の多い会社などでは部署ごと、地域ごと、により表示するアドレス帳を制限した方が便利な場合がありますが、そのような表示を可能にするのがアドレス帳ポリシー (ABP)です。このポリシー作成については、

Exchange Online でアドレス帳ポリシーを作成する

を参考に設定可能ですが、「始める前に把握しておくべき情報」に記載されたことに注意が必要です。(私はよく読まずに時間を浪費してしまいました)
注意が必要だと感じたのは以下の部分です。

既定では、Exchange Online のアドレス一覧の役割はどの役割グループにも割り当てられません。 アドレス一覧の役割を必要とするコマンドレットまたは機能を使用するには、その役割を役割グループに追加する必要があります

作業を実施するユーザーに、以下「Address Lists」という役割付与が必要です。

全体管理者であれば何でもできるわけではないですね。「アドレス一覧の役割はどの役割グループにも割り当てられません」というところに注意が必要だと思いました。

いいね (この記事が参考になった人の数:4)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください