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ひとつのホストプールには原則、同一イメージしか存在できません。また、セッションホストのサイズ指定は、ホストプールのプロパティで制御・固定されています。
セッションホストのサイジングを再検討したい場合、セッションホストの元になっている仮想マシンリソースに対してサイズ変更することは可能ですが、ホストプール内のセッションホストは同一構成にすべきです。[Microsoft公式ドキュメント:新しいセッション ホストで既存のホスト プールを拡張する]
ホストプールのサイズ指定を変更するには以下の2通りの方法があります。
1.ホストプールの再展開
2.ホストプールのサイズ指定を変更する
今回は、(2)のホストプールのサイズ指定を変更する方法について記載いたします。
PowerShellにて以下を実行します。(Az.DesktopVirtualizationモジュールのインストールが必要)
#Azureログイン
login-azaccount#Hostpool取得
$resource = Get-AzResource -ResourceType ‘Microsoft.DesktopVirtualization/hostpools’ | Out-GridView -OutputMode Single -Title ‘サイズを変更するホストプールを選択してください。’
$myHP = Get-AzWvdHostPool -Name $($resource.Name) -ResourceGroupName $($resource.ResourceGroupName)#仮想マシンの設定をPS Objectとして取得
$newvmtemplate = $myHP.VMTemplate | convertfrom-json
#現在のホストプール設定を表示
$newvmtemplate#変更したいサイズを指定する
$newvmtemplate.vmSize = [PSCustomObject]@{id=’Standard_D2s_v4′; cores=2; ram=4}
#ホストプールの情報を更新する
Update-AzWvdHostPool -Name $($myHP.Name) -VMTemplate $($newvmtemplate | ConvertTo-Json) -ResourceGroupName $($resource.ResourceGroupName)
<実行前のホストプールのサイズ>
<実行後のホストプールのサイズ>