この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
SendGrid より以下のようなメールを受信した方への情報となります。
本来は明日にあたる2021年1月26日までにメール送信時の認証方法を変更するなどの対応が必要でした。
こちらの期限が再設定され、新たな期限として2021年2月17日までに対応するように変更されました。※プランによって期限は異なるようです。
対応内容としては2つあります。
- SMTP 認証でユーザー名/パスワードでメールを送信している場合、API による認証とする
- 管理画面での多要素認証の設定
メール送信時の認証方法の変更
1つ目のメール送信時の API による認証について、管理画面上の Integration Guide をクリックすると2つの選択肢の案内があります。
推奨されている Web API の方では、開発言語を選択するとそのコード一式が提供されます。
自社開発ではない場合などはSMTPで送信していると思いますが、その場合は SMTP Relay を選択することになります。
こちらでは今までそれぞれのユーザー名とパスワードで認証しているのをユーザー名を apikey パスワードをそれぞれが発行した API キーで設定することで今まで通りに送信が可能です。
多要素認証
設定の一番下にあるメニューで多要素認証が設定可能です。
この設定をしても直ちに多要素認証が必要となるわけではありませんが、おそらく2月17日以降に必要とすることになるのかもしれません。
Azure から SendGrid を作成した場合、Azure ポータルから SSO で別途認証無く SendGrid の管理画面を表示可能だと思いますが、追加で多要素認証が求められるのかと思います。