Azure で負荷分散機能を提供するサービスは?

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Azure Load Balancer、Azure Application Gateway、Azure Traffic Manager が該当します。
それぞれ次の特徴があります。

Azure Load Balancer
・VMなどレイヤー4の負荷分散
・リージョン間でのみ利用可能で、リージョン障害には対応できない
・パブリックIPを持たせることで外部アクセスに対する部下分散が可能
・Load Balancer → VMへのアクセスはプライベートIPで通信する
・Basicは無償でSLA無し、Standardは有償でSLA 99.99%を保証

Azure Application Gateway
・Web Appsなどレイヤー7の負荷分散
・リージョン間でのみ利用可能で、リージョン障害には対応できない
・Standard_v2ではSLA99.95%を保証
・SSLオフロードに対応
・WAF(Web Application Firewall)を統合
・複数ドメイン名の負荷分散
・複数ディレクトリパスの負荷分散

Azure Traffic Manager
・DNSベースの負荷分散
・リージョンをまたいだで利用可能のため、リージョン障害に対応
・外部アクセスに対する負荷分散のみ
・様々なルーティング方法(優先順位、パフォーマンス、地理的、重み付け)

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