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Azure SQL Database では、Database Transaction Unit (DTU) モデルと、仮想コア モデルの2つの購入モデルがあります。
それぞれ以下の特色があります。
・Database Transaction Unit (DTU) モデル
SQL Database の処理能力とストレージがセットになったサイズの選択を行うモデルになります。
[DTU ベースの購入モデルでのサービス レベル]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-service-tiers-dtu
DTU という指標を元にしたサイズの選択が必要となりますが、最適な DTU が分からない、適した選択肢がないなどのお話をよく耳にします。
オンプレミスで稼働する SQL Server からの移行などの場合は、 CPU 処理速度や、ディスクの読み書きの速度などから最適な DTU を計算するツールを利用して DTU を検討することが可能です。
[Azure SQL Database DTU Calculator]
https://dtucalculator.azurewebsites.net/
・仮想コアモデル
処理能力とストレージをそれぞれ選択できるモデルになります。
ユーザー側で必要となる要件を個別に選択できるので柔軟性があります。
また、処理能力も vCPU コア数で比較できるため比較も容易です。
[仮想コア サービス レベルの中から選択し、DTU サービス レベルから移行する]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sql-database/sql-database-service-tiers-vcore