この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
直近で更新された Azure 情報の中で、より多くのお客様にメリットのある情報をピックアップしてお知らせします。
Azure Premium Files プレビューの一般公開となりました。
Premium Files で新しくなる Azure Files
Premium Files は低レイテンシと高いスループットのIO集中型ワークロード向けに設計されています。
既存の Azure Files と比較すると容量が20倍、IOPSは100倍、スループットは170倍と高パフォーマンスで最適化されています。
データについては、最新の SSD に保存されるようになり、ァイル サービス、データベース、共有キャッシュ ストレージ、ホーム ディレクトリ、コンテンツ リポジトリ、コラボレーション リポジトリ、コンテナー用の永続ストレージ、メディアと分析、変動の大きいバッチ ワークロードなどより大きなスケールと高いパフォーマンスに対して絶大な効果が期待できます。
また、利用されたストレージではなく、プロビジョニングされたストレージに基づいた料金となる為、ストレージ利用に対しての
見積もりが容易となります。
既存の Azure Files に比べ料金はかかりますが、これまでとは違うスケールとパフォーマンスとなりますのでご検討されてはいかがでしょうか。
Azure の第 2 世代仮想マシンのパブリック プレビューが発表されました。
Azure の第 2 世代仮想マシン – パブリック プレビュー
第 1 世代の仮想マシンは、BIOS ベースでのアーキテクチャでしたが、第 2 世代の仮想マシンでは新しい UEFI ベースのアーキテクチャが使用されます。そのことで下記が可能となります。
Windows Server 2012 R2 以降にてオンプレミス上で Hyper-V ユーザー向けの第 2 世代の仮想マシンを利用できますが、パブリックプレビューではありますが、Azure 上で第 2 世代仮想マシンを利用できるようになります。
そのことにより下記が可能となります。
・大規模な仮想マシンの構築 (最大 12 TB)
・2 TB を超える OS ディスクのプロビジョニング
オンプレミスの Hyper-V で第 2 世代の仮想マシンで利用している場合、クラウドへの移行が難しい状況でしたが、プレビュー段階とはいえ、今後、Azureのインフラストラクチャも拡張する予定もありますので、これを機会にクラウドをご検討されてはどうでしょうか。
Azure App Service on Linux で恒久的な無料サービス レベル提供
Azure App Serviceの更新:無料のLinux Tier、PythonとJavaのサポートなど
2019年5月のアップデート情報ですが、Azure App Service on Linuxで、「無期限の無料レベル」が提供されています。今まで、Windowsについてはフリーの利用プランがあったのですが、LinuxのApp Service についてはフリー版は存在しませんでした。今後は、Linux版においても気軽にWeb Appsを利用可能となっています。
新規でAzure App Serviceを作成する場合、デフォルトでは「B1」という有料プランが有効になっていますので、「App Service プラン」を新規作成後、フリープランを選択することができるようになります。
【フリープラン選択画面】
検証で使うのに非常に有益だと思いますので Azure App Service on Linuxの無料プラン、是非お試しください。