Web Apps にてパケットの採取は可能ですか?

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

App Service プランが Basic 以上であれば、以下の手順にてフロントエンド サーバーと Web Worker の間の通信 (HTTP) を取得することが可能です。

[Web Apps のパケット採取手順]
1. https://docs.microsoft.com/ja-jp/rest/api/appservice/webapps/startwebsitenetworktraceにアクセスします。

2. 表示された画面より、「使ってみる」をクリックします。

3.表示されたパラメーターへ、それぞれ以下を指定します。
・subscriptionId:対象の Web App が属しているサブスクリプション を選択
・resourceGroupName:対象の Web App が属しているリソースグループ名 を指定
・name:対象の Web App 名 を指定

4. まずは一度対象の Web Appにアクセスしておき、Web Appのプロセスを起動させておきます。
 それから画面の「実行」をクリックします。このクリックでネットワークトレースの取得を開始しますので、
 アクセスしておいたWeb App の画面にて、パケットを確認したい操作を実施します。

5. 5分間取得してから、.cap ファイルを含む ZIP ファイルとして保存されます。
 なお、「実行」クリック後に応答コードが200になっていない場合、
 Web App名やリソースグループ名に誤りがないかご確認ください。

6. 「実行」 から 5分ほど経った後、Kudu コンソールにアクセスするため、下記URLにアクセスします。
https://< Web App名>.scm.azurewebsites.net/
開いた画面上部の「Debug Console」>「CMD」をクリックします。

7. 「LogFiles」>「networktrace」フォルダをクリックしていただくとファイル名が以下の形式のファイルができております。
「yyyy_mm_ddThh_mm_ss」の部分はパケット取得を始めたタイミングの年月日と時刻(UTC) となります。
・形式: <IP アドレス>_yyyy_mm_ddThh_mm_ss.zip

8. ファイル名左側のアイコンからファイルをダウンロードします。

ダウンロードした .cap ファイルは Network Monitor や、Wireshark などで展開し解析することが可能です。

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