Azure Load Balancer とは

はじめに

「負荷分散」とは、負荷 (受信ネットワーク トラフィック) をバックエンド リソースまたはサーバーのグループ全体に均等に分散することです。
Microsoft Azure には、さまざまな負荷分散方法が用意されており、必要に応じた方法を選択することができます。
Azure の負荷分散機能は、Traffic Manager、Application Gateway、Load Balancer があります。
このブログでは、Azure Load Balancer について取り上げます。

Azure Load Balancer とは

Azure Load Balancer は一言でいうと、レイヤー 4 で動作するロードバランサーです。
Azure Load Balancer は、ロード バランサーのフロントエンドに到着したインバウンド フローを、バックエンド プールのインスタンスに分配します。
これらのフローは、構成された負荷分散規則と正常性プローブに従っています。
バックエンド プール インスタンスには、Azure Virtual Machines か、仮想マシン スケール セット内のインスタンスを使用できます。

Azure Load Balancer の種類

Azure Load Balancerには、パブリック ロード バランサー と内部 (プライベート) ロード バランサーの2種類があります。

・パブリック ロード バランサー
仮想ネットワーク内の仮想マシン (VM) にアウトバウンド接続を提供できます。
これらの接続は、プライベート IP アドレスをパブリック IP アドレスに変換することで実現されます。
パブリック ロード バランサーは、インターネット トラフィックを VM に負荷分散する目的で使用されます。

 

・内部 (プライベート) ロード バランサー
フロントエンドのみでプライベート IP が必要な場合に使用されます。
内部ロード バランサーは、仮想ネットワーク内でトラフィックを負荷分散させるために使用されます。
ハイブリッド シナリオでは、オンプレミスのネットワークからロード バランサー フロントエンドにアクセスできます。

Azure Load Balancer の主な設定値

設定値は主に3つです。

・バックエンド アドレス プール
トラフィックを VM に分散するには、バックエンド アドレス プールに、Load Balancer に接続される仮想 NIC の IP アドレスを設定します。
これにより、負荷分散する対象を定義できます。

 

・正常性プローブ
Azure Load Balancer で負荷分散規則を使用する場合は、Load Balancer でバックエンド エンドポイントの状態を検出できるように、
正常性プローブを指定する必要があります。 正常性プローブの構成とプローブの応答によって、
新しいフローを受信するバックエンド プール インスタンスが決まります。
正常性プローブを使用して、バックエンド エンドポイント上のアプリケーションの障害を検出することができます。
さらに、正常性プローブに対するカスタム応答を生成し、フロー制御用の正常性プローブを使用して、負荷または計画的ダウンタイムを管理できます。
正常性プローブが失敗した場合、Load Balancer は、それぞれの異常なインスタンスへの新しいフローの送信を停止します。
送信接続に影響はなく、受信接続のみが影響を受けます。

   

・ロードバランサーの規則
ロードバランサー規則は、一連の VM に対するトラフィックの分散方法を定義することです。
受信トラフィック用のフロントエンド IP 構成と、トラフィックを受信するためのバックエンド IP プールを、
必要な発信元ポートと宛先ポートと共に定義します。

いいね (この記事が参考になった人の数:1)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。