Web Apps(App Service)の構成について

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

 はじめに

AzureでのPaaS型のWebサービスであるApp Serviceですが、この機能を利用することで、OS以下のレイヤーを気にすることなく、Webサービスを利用することが可能です。 ただし、この機能PaaSであるがゆえに、インフラの構成が若干見えづらくなっています。更にスケールアウト/インも発生するため余計にややこしく理解しづらくなっています。 この記事では以下の3つを図解も含めて簡単に紹介します。
・Web Appsの基本構成
・Web Appsのストレージ構成
・Web Appsのメトリクス

 

Web Appsの基本構成

Web Appsを構成する[App Serviceプラン][Web App][デプロイメントスロット]について階層関係と説明を以下に記載します。

Web Appsのストレージ構成

Web Appsを構成するストレージ領域[内部ストレージ(D:\local,home以外)][内部ストレージ(D:\local)][外部ストレージ]について階層関係と説明を以下に記載します。

Web Appsのメトリクス

Web AppsはAzureポータル上でApp Serviceプラン、App Service(Web App)のページが存在し、それぞれのメトリクスやログはどの範囲が対象になっているかを以下に記載します。

Azureポータル→App Service→Web Apps選択→CPUやメモリを選択した場合のメトリクスについて
・対象のWeb Appアプリケーションのみのメトリクスとなります。
・デプロイメントスロットは選択されているもののみの範囲となります。
※Web Apps上の全デプロイメントスロットの合算値ではない
・App Serviceプランがスケールアウトしている場合、全App Serviceプランの平均値となります。

Azureポータル→App Service プラン→プラン選択→CPUやメモリを選択した場合のメトリクスについて
・App Serviceプラン(インスタンス)上の全アプリケーションのメトリクスとなります。
・アプリケーション上で複数スロットが存在している場合、全スロットの値が含まれます。
・App Serviceプランがスケールアウトしている場合、全インスタンスの平均値となります。

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