Message Encryption (OME) の新/旧バージョンについて

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

OME は暗号化された電子メールを組織内外の宛先に送信できるようにするサービスです。

2019/10 現在、OMEには新/旧バージョンのOMEが設定可能となっています。

 

トランスポート ルールによるOME 利用の一例

■ [以前のバージョンの OME を適用する] を利用して送信された場合
暗号化されたメールを受信したユーザー側では、送信されたメールが暗号化されて添付されたメールが届きます。
添付された元のメールをローカルにダウンロードしたのちに開くとワンタイムパスコードが求められる動作となります。

※添付ファイル (message.html) を保存してから開きます。ワンタイムパスコードを選択した場合はメールでワンタイムパスコードが発行されます。

 

■ [Office 365 Message Encryption と権利保護を適用する] > [暗号化] を利用して送信された場合
暗号化されたメールを受信したユーザー側では、送信されたメールが暗号化されて添付されたメールが届きますが、元のメールをダウンロードするのではなく、該当のメール上でボタンをクリックしワンタイムパスコードの発行から閲覧まで可能となります。

※office365の受信者であればOutlook上で直接開くことが可能です。Gmailなど別の外部アカウントの場合はブラウザ上で開く形となります。

 

新/旧バージョンのOME 詳細は以下をご参照ください。

[OME のバージョンを比較する]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/compliance/ome-version-comparison

 

Office 365 でのメール暗号化についての概要は以下をご参照ください。

[Office 365 の電子メールの暗号化]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/compliance/email-encryption

 

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