はじめに
この度、FinOps FundationからFinOpsの基礎を学べる入門コースIntroduction to FinOpsと
FOCUSの大枠を学べる入門コースIntroduction to FOCUSが登場しました。
※例によってコンテンツはすべて英語になっております
無料で受講可能となっているので、これからFinOpsを始めたい方、FOCUSがどういったものなのかを学びたい方は、是非とも受講してみてください。
早速受講し確認テストに合格、修了証まで受け取ることが出来ましたので、どのようなものだったかざっくり内容の説明と、受講してみないと分からなかったことや簡単な感想を書き残したいと思います。
一歩進んで、入門資格であるFinOps Certified Practitionerの受験体験記はこちらです。
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ご興味ある方は左の画像リンクから是非お申し込みください。
Introduction to FinOps
コースの基本的な概要はIntroduction to FinOpsのページに載っているのでまずはそちらをご参照ください。
所要時間は1時間半と記載されていますが、FinOpsに初めて触る方はそれ以上かかるかと思いますし、ある程度触れたことがある方は1時間もかからないかと思います。
このコースは「FinOps Foundationがどのような組織か」というところからスタートし、FinOps Foundationの概要を学んだ後、
ナビゲーションに従ってFinOpsの以下ペルソナの内、自身に最も関わりのあるいずれかをを選択することとなります。
・リーダーシップ
・ファイナンス
・調達
・製品
・エンジニアリング
上記ペルソナのいずれかを選択すると、それぞれのペルソナごとの視点に立ったコンテンツが始まります。
あくまで視点が異なるだけで、学ぶ内容に差はありません。
本コースの最後には修了確認テストがありますが、どのペルソナを選択しても問題なく解答が出来る内容となっているので心配いりません。
(余談ですが、実は最初のイントロのみ完了すればシステム上、ペルソナごとのコンテンツをひとつも完了せずとも修了確認テストは受けることが出来ます…既に資格を持っていて腕試ししたい方は是非)
わかりにくいのですがコースを進める上で注意しないといけない点が一つ。
ページの右下に[Next]というボタンがありますが、これは「次のペルソナ」のコースに進むボタンなので、コンテンツを進める為にはページの最深部にある[CONTINUE]もしくは左に展開されたメニューから次のコンテンツを選択していく必要があります。
以下画面は「ファイナンス」ペルソナのスタート画面ですが、[Next]をクリックすると「調達」ペルソナのスタート画面に遷移します。
次のコンテンツである[What is FinOps?]に進むためには[CONTINUE]もしくは左のメニューから選ぶ必要があります。
前述した通り、ひとつのペルソナの視点でコンテンツを一通り終えると、修了確認テストに進みます。
ただ、もし解答していく中で間違えてしまった時、もっとFinOpsの理解を深めたいときは、別のペルソナの視点に立って学びなおすのもよいかもしれません。
もちろんどのペルソナの視点を選んでも問題は変わりません。
FinOpsは技術ではなく文化なので、他のペルソナの視点を理解しておくことは実践に必ず役立つと思います。
Introduction to FOCUS
コースの基本的な概要はIntroduction to FOCUSのページに載っているのでまずはそちらをご参照ください。
所要時間は1時間と記載されており、実際修了確認テストに合格するとなるとそれくらいかかりました。
文化であるFinOpsのIntroductionコースと比較すると、ユースケースやサービスの成り立ち、サンプルデータを用いての使用方法紹介など具体的な話が多いので、理解するというより”覚える”ことが多いように感じられます。
FinOpsのIntroductionコースとUIが同じとなっており、具体的な説明は前述したため割愛しますが、FinOpsとは異なりFOCUSの方はペルソナ視点ごとにコースが分かれていない為、右下の[Next]をクリックするとすぐに修了確認テストへ遷移してしまします。
ご注意ください。
さらに深い知識を習得し、FOCUSを業務に活かしていきたい方は、FinOps 認定 FOCUS アナリストが2024年6月に開始したのでそちらにチャレンジするのもよいかもしれません。