はじめに
Azureを利用する人であれば一度は利用するAzure Storage。
このAzure Storageのアップロード、ダウンロード、管理をAzure Portal上でも可能ですが、
Microsoft Azure Storage Explorerを利用することでより便利にAzure Storageの管理が可能となり、
管理者の負担を軽減します。
今回は、Azure Storage Explorerの使い方と機能についてご紹介します。
Microsoft Azure Storage Explorerを使うメリット
Microsoft Azure Storage Explorerを利用する主なメリットを紹介します。
①汎用性が高い
すべての Azure リージョンで利用しているストレージ アカウントを管理できます。
②管理が容易になる
管理するAzure Storage、Azure Data Lake Storage、Azure マネージド ディスクのリソースを作成、削除、表示、編集、管理できます。
③拡張性がある
Azure環境で利用しているストレージアカウント内にあるデータだけでなく、他環境(AWS、GCP)内にあるデータもAzure Storageへ移行できます。
④オフラインで利用できる
クラウドに接続していない状態でもAzure Storage上の操作(作成、削除等)をすることができます。
使い方
1.以下サイトからAzure Storage Explorerをインストールします
インストールする端末のOSに合わせてインストールしてください
■公式サイト:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/features/storage-explorer/?msockid=316b4887301d645e3ca75d7f3112652f
2.インストール完了後の画面で「Azureでサインイン」を選択します。
3.遷移した画面で「Azure」を選択し「次へ」をクリックします。
4.サインインするMicrosoftアカウントを選択しサインインします。
▼サインイン後の画面
「Azureアカウント’●●’が追加されました」と表示されます。
5.各ケースに合わせストレージアカウントを操作します。
5-1既存のストレージアカウントに接続してコンテナーを新規作成する場合
①「Azureリソースへの接続」をクリックし、「ストレージアカウントまたはサービス」から「接続文字列」を選択し、追加したいストレージアカウントの接続文字列を入力し「次へ」をクリックしストレージアカウントに接続します。
▼ストレージアカウントの接続文字列の接続画面
▼接続が成功するとアクションに「新し接続追加成功」と表示され。左画面に接続したストレージアカウントが表示されます。
②追加したストレージアカウントを右クリックし、「BLOBコンテナーの作成」をクリックします。
③コンテナー名を入力し、エンターをクリックすると、BLOBコンテナーの作成完了です
「BLOBコンテナー●●が正常に作成されました」と表示されます
5-2作成したコンテナーにファイルをアップロードする方法
①5-1で作成したコンテナーを選択し「アップロード」を選択します。
②コンテナ―内に保管したファイルを選択し、「アップロード」をクリックしファイルのアップロード完了です。
他にも他コンテナ―からファイルをコピーしアップロードすることができますが、別記事でご紹介します。
さいごに
今回は、Azure Storage Explorerのインストール方法と基本的な使い方をご紹介しました。
他にもAzure Storage Explorerでできる使い方についてご紹介していきたいと思います。
この記事が初めてAzure Storage Explorerを利用する方の役立てられると幸いです。